ロングビーチの”heavy fixer”向け物件視察レポート Part2
現地に到着し、まず外観チェック。
事前に写真で見ていた通り。1階建ての一軒家。
建築年は1941年。このあたりの家はほぼ1930年代から40年代にかけて作られており、古さはあるものの、まあ想定内。しかし中に入ってみて正直びっくり。これは完全に全改築レベルの、超玄人向け物件。リスティングの最初の一文、”Calling all contractors and investors - rare heavy fixer opportunity” これは間違っていませんでした。
写真だけ並べてみるとそんなに悪くない(古いだけ)という感じですが。。
中の状態とチェックポイント
床は一部崩れている
窓は割れておりベニヤ板で一時的補修
電気配線むき出し、配線のやり直しはほぼ確実
上水、下水も長期間使われていなかった(たぶんかなり長いこと空家だった)可能性が高い
いわゆる「ごみ屋敷」であれば、ごみを撤去して、壁を塗りなおし、新しい電化製品や照明を入れれば住める状態には持っていけます。が、しかし、本当に重要なのは、
上下水道
電気
ガス
AC
といったインフラの部分がどれだけ既存のまま使えるか。ここが一番お金も時間もパーミット(行政からの建築許可)もかかる部分だからです。
そして極めつけは、ガレージに巨大な金属加工機械がごみの中に埋もれて鎮座していたこと。この家の持ち主はどんな仕事をしていたのか分かりませんが、おそらくクレーンなど重機を使わないと動かせないレベルもの。
一緒に視察に行った夫は、過去に自身の物件を4件改築してきた、もはやセミプロ、と言ってもいいくらいですが、今回の物件については、市場に出ている価格、想定される改築費用、改築にかかる時間と労力、近隣物件がどのくらいの価格帯で値付けされているかを総合的に考え、今回は見送った方がよさそう、という判断に至りました。(改築する場合はほぼ自分たちで改築する前提なので、なおさらです)
間取りについて
ここは2ベッドルーム、2バスルームの約1,300 sqft (約120平米、36坪)。広さで比較すると、日本での一軒家の平均的な坪数が30~36坪だそうで、3から4LDKのようなイメージでしょうか。広さは十分ですが、家のど真ん中に暖炉があり、オープンコンセプトにしにくいレイアウトなのも気になる点でした。
今回は候補から外しましたが、このエリアも引き続き視野に入れて今後もリサーチを続けていこうと思います。