ホームオーナーズ保険とホームワランティの違いは何?
アメリカで家を購入したり所有したりする際、ホームワランティ(home warranty) とホームオーナーズ保険 (home owner’s insurance) という2つの言葉をよく目にしませんか?どちらも家を守るための仕組みですが、実はカバーする内容が全く違います。
この記事では、それぞれの違いと、どちらが自分に必要かをわかりやすく解説します。
ホームオーナーズ保険とは?
ホームオーナーズ保険(家屋保険)は、火災、嵐、盗難などの「予期せぬ被害」から家を守る保険です。
たとえばこんな時に使えます:
火災で家が焼けてしまった
台風で屋根が壊れた
空き巣に入られて家具や電化製品が盗まれた
家族が他人にケガをさせてしまった場合の賠償
また、建物だけでなく家具や家電など中の持ち物も対象になることが多いです。
多くの住宅ローン会社は、このホームオーナーズ保険への加入を必須にしています。ただ、加入後、家の状態、特に屋根の状態が悪くて保険会社から更新拒否をされるケースも良く耳にしますので、苔を取り除いたり、状態が悪い場合には修理や張替え等を検討した方が良さそうです。
ホームワランティとは?
一方、ホームワランティは、日常の「劣化や故障」に備える保証サービスです。
たとえばこんな時に使えます:
給湯器やボイラーが突然壊れた
オーブンや冷蔵庫が動かなくなった
配管や電気系統のトラブル
ホームワランティは、老朽化による機器の不調や故障を対象に修理・交換費用を補助してくれます。サービスを受けるには、修理をリクエストする呼び賃(Service call fee) の支払いが必要です。(2025年7月の時点で1回あたり$100前後)ホームワランティはサブスクリプションプランのようなイメージなので、月額数十ドル(プランによって異なる)を契約期間中は支払い続けることになります。
✔ 法律や住宅ローンでは加入義務はありませんが、古い家に住んでいる方や、修理費が心配な方には便利です。加入するプラン(月の支払額が異なります)によってもカバーされるもの、されないものがありますのでよく内容を確認しましょう。
2025年5月時点 First American Home Warranty の金額とプランを参考にしています。
両方必要?それともどちらかで十分?
基本的に:
ホームオーナーズ保険(家屋保険)は必須(特にローン中の方)
ホームワランティは任意
家の「外からの被害」は保険で、「中の機器の故障」はワランティでカバーすると考えるとわかりやすいですね。
ちなみに賃貸にお住いで、大家さんがホームワランティを持っているという方は、修理に来てくれる人を呼ぶ呼び賃 (Service call fee) はテナントが払い、その後の修理については大家さんが契約しているワランティでカバーしてくれるという条項が賃貸契約に盛り込まれていることもあります。